香水ブランドのグランハンド(그랑핸드)が、フィルム写真賞を7回目として開く。受付は9月16日(水)に始まり、22日(火)に締め切る。7日間だ。

テーマは昨年と同じ

「香りで記憶される瞬間たち」(향으로 기억되는 순간들)。第6回と同じテーマだ。香水を作る会社が写真の公募を開く理由はここにある。匂いと写真はどちらも一瞬で過ぎ去り、あとでふたたび出会うと、忘れていたものを丸ごと引き上げる。

部門は4つに分かれる。自然、人、日常、静物だ。どの部門に出すかは応募者が選ぶ。

出すのは1枚

フィルムで撮った写真1点である。3000ピクセル以上、300dpi、JPGファイルで提出する。スキャンデータをそのまま使える規格だが、現像所の標準スキャンが3000ピクセルに届かない場合もあるので、先にファイルを開いて確かめたほうがいい。

応募資格に制限はない。募集要項には「フィルム写真が好きな人なら誰でも」とだけ書かれている。

部屋の中にしつらえた祭祀の膳。低い座卓の上に遺影と蝋燭、花瓶、ナムルと果物が置かれ、左手前に黒い服の人がぼんやりと座っている。床には焼酎の瓶と器がひとつずつある。
第6回最優秀賞 Kim Ha-jeong。蝋燭と料理の前で、人の姿がぼんやりと揺れている。ⓒ Kim Ha-jeong。granhand.com掲載分より引用

賞

賞品より目を引くのは、大賞作品の配布物への掲載だ。グランハンドの店舗や製品と一緒に出ていく印刷物に写真が載る。発表は9月28日(月)である。

昨年は1,000人が応募した

第6回の応募者は1,000人だった。受賞作27点は、北村のチウホン(지우헌)で3日間展示された。2019年の第1回から毎年続いてきた公募が、今年で7回目になる。

上の2枚が前回の大賞と最優秀賞だ。グランハンドのウェブサイトに掲載されたものを借りてきた。ひとつはカーテンの隙間からのぞいた夕暮れ。もうひとつは遺影の前にしつらえた膳。どちらも、匂いが先に立ちのぼってくる場所を撮っている。

応募する前に

受付は下の応募フォームから行う。ただし募集要項には応募前にウェブサイトの公募案内を必ず確認することと書かれている。部門の区分とファイルの規格が、審査の前にふるいにかけられる項目だからだ。

いまからフィルムを1本入れて撮るには時間が足りない。すでに撮ってあるものの中から選ぶのが現実的だ。

第7回フィルム写真賞

9月22日(火)に締め切ります

フィルムで撮った写真が1枚あれば大丈夫です。自然・人・日常・静物のうち1つの部門を選んで応募してください。