箱の感度を付け直した
ハーマンが、生産終了していたオリジナルのPhoenixをISO 125で再発売します。ユーザーが実際に露出していた感度に合わせて箱の感度を変えた、めずらしい例です。後継のPhoenix IIとは別の製品です。
光州・忠壮路を拠点に、フィルムと写真の文化をつないでいくスペースです。

ハーマンが、生産終了していたオリジナルのPhoenixをISO 125で再発売します。ユーザーが実際に露出していた感度に合わせて箱の感度を変えた、めずらしい例です。後継のPhoenix IIとは別の製品です。

1968年の映画《2001年宇宙の旅》が4Kの画面でもぼやけない理由。65mmにイーストマン5251、感度50で撮影。ショットの半分以上が複製でしたが、カラーインターポジの代わりにモノクロ3色分解マスターで複製しました。スターゲートを生んだスリットスキャンから、2018年の8Kスキャンまで。

写真を撮らないフィルムカメラ、ペンタックス67。IMAXがシャッターを取り外し、ディレクターズ・ビューファインダーに改造しました。クリストファー・ノーランがIMAXの撮影現場でこのカメラを手にする理由。

人類が月で撮った写真は、すべてフィルムでした。ハッセルブラッドとコダックの70mm、写真ごとに写り込んだ十字のしるし、そして月に残された12台のカメラのお話。

《PERFECT DAYS》の男は、毎日同じ場所で木の葉のあいだの光をモノクロフィルムに収めます。オリンパス μ 1台と木漏れ日、そしてフィルム写真が一日に向き合う姿勢。

ウィーンの実験系フィルムメーカーKONOが、ジャズの名前をつけたカラーエフェクトフィルム3種を出しました。どれも35mm ISO 200のカラーネガ。ピンクとミントのMOJO、緑のOFFBEAT、アンバーのBEBOPと、フィルムごとに色があらかじめのせてあります。

ロモグラフィーしか作っていなかった110フォーマットに、Reflx Labが2種を加えました。カラーネガのFortuna C200と、カラーリバーサルの100R。3Dプリントのカートリッジに24枚、127づくりの副産物として生まれたフィルムです。

ライカI誕生100周年に合わせて登場した、ライカ初の35mmモノクロフィルム。ISO 50の超微粒子、280 line pairs/mm、近赤外まで伸びる赤色感度。ところがフタを開けると、中にいるのはアビフォトです。いちばん正直なレビュー。

コダック ゴールドの血筋を引きながら「Gold」の名を失った一般向けフィルム。バランスのとれた色と自然な肌のトーン、Print Grain Indexまで確かめながら見直すウルトラマックス400。

生涯よその家の子どもの世話をしながら15万枚を撮ったナニー、ヴィヴィアン・マイヤー。ローライフレックスで街を写し、現像すらしないまま世を去った写真家のお話です。

エグルストンより20年早くカラーで街を撮りながら、長く無名だった写真家Fred Herzog。コダクロームのスライドの色と、その色にプリントが追いつくまでにかかった50年の話。

Saeki P&Cが開く6回目のフィルムカメラ・フリーマーケット。5月23日(土)10:30〜16:00、オウルマダン路一帯の5か所に、カメラとフィルムとコーヒーがひとつの路地に集まります。

ハリウッドの映画用フィルムKodak Vision3 500Tが、C-41の現像所で使える変わり種として生まれ変わりました。赤いハレーションとISO 800の自由、タングステンの二面性と粗いグレインまで。日常を映画のワンシーンに変えるフィルムです。

デジタルの完璧さには「感情」がない。〈キャロル〉の16mmの冬の空気から〈オッペンハイマー〉の重厚なモノクロIMAXまで、フィルムが光で刻んだ10本のシネマ。Vol.02〈Feature〉で取り上げた映画のうち5本を先に紹介します。